志津ココロ歯科 副院長の天沼です
志津ココロ歯科・矯正歯科では月に一回スタッフセミナーを開催しています。
今月のテーマは、「プラークの染め出し」

どうしても磨き残しが残ってしまう患者様に、染め出しをすることで歯磨きをもっと楽にしていただくことが目的です。


この染め出し材があるとお子様も楽しく練習ができるようになるので
オススメしています。

歯磨きの練習ができる目安は
・塗り絵をはみ出さずにぬれるようになること
・指事通りにぬれるようになること(「ここは赤で塗ってみようか。」等)
3、4歳前後が目安です。
歯磨きが上手にできるようになるかどうかは、幼少期の取り組みと深く関係していきます。(ブログ「歯磨き上手な子に育てるには〜巧緻性を育てる〜」に詳しく書いています)
13歳までは、保育者はコーチとしてお子様の歯磨きを見守っていく必要があると感じています。
13歳までに自分で管理できるようになったら管理磨きは卒業です。
歯を失わないためにも、ココロ歯科では予防歯科に力を入れています。
2018年10月15日 カテゴリ:子供の虫歯予防, 歯の健康ブログ
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
10月6日、7日パシフィコ横浜で行われた国際歯科大会に
参加してきました。
世界トップクラスの先生方の症例や、頑張っているママさん衛生士さんの
講演も大変勉強になるものでした。
骨の再生療法は4年前の国際歯科大会ではあまり表に出ていなかった
自家歯牙の粉砕、脱灰、滅菌したものを材料として用いる方法や
新しい生体材料が開発されていました。
なるべく歯を抜かず自分の歯を使っていただくために、
限られた条件の中でも、やれるだけのことをやっていきたいと
改めて感じました。
2018年10月10日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介, 地域の方々と共に, 歯の健康ブログ
志津ココロ歯科・矯正歯科副院長の天沼です。
今日は足育(SOKUIKU)について勉強してきました。(ASHIIKUと呼ぶ研究会もあります)
歯科医院なのに足?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが
子供の口の機能を育てる際、避けて通れないのが「正しい姿勢」の形成です。
足の重心が、かかと重心になると姿勢が前傾姿勢になり、自然と口が開きやすい姿勢になります。
口が開くと習慣的に口呼吸になるため、顎の骨の成長にも影響を及ぼし
歯並びに影響するため、
・足を整える
・姿勢を整える
・呼吸を整える
以上の3つは、口の中の機能を正しく成長させることにつながっていきます。
子供の成長には、遺伝要因、環境要因が大きく関わりますが
少しでもお子様の口の機能の成長をサポートできるよう心がけていきたいと思います。
2018年4月22日 カテゴリ:歯の健康ブログ, 矯正治療
志津ココロ歯科・矯正歯科 副院長の天沼です。
花粉症の季節
辛い方には本当に辛い季節ですね。
鼻が詰まると、どうしても口呼吸になりがちです。
口呼吸は口の中が乾燥しやすくなり、口の中が感染しやすくなります。
こまめな水分補給やうがい、マスクの着用、そして「あいうべ」体操で
口の中を虫歯菌、その他の菌、ウイルスから守りましょう。
2018年4月13日 カテゴリ:歯の健康ブログ
2017年7月10日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介, 歯の健康ブログ
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
将来虫歯や歯周病にかからない、強くて健康的は口の環境を作るには
上手に歯の汚れを落とすことが不可欠です。
幼少期から歯磨きの習慣をつけることはもちろんですが、指先の巧緻性(手先の器用さ)
を育てることも大切です。
巧緻性が育っているかは
「塗り絵をなるべくはみ出さずに指示通り塗ることができるか」
を一つの指標として判断することができるでしょう。
塗り絵を上手に塗るためには
①クレヨンをしっかり把持するための握力
②塗りたいところに色を運ぶための運筆力
③指示に従うことができる理解力
の三つが必要になります。
(歯磨きをやりたがるかどうかは別として)理解力が進み2語文程度の指示に従えるようになったら
徐々に歯磨き指導を始めます。
握力や巧緻性はその前からトレーニングしておくことができます。

写真は赤、青、黄色、緑のテープを貼ったワイヤーネットに同じ色の洗濯バサミを挟むというココロ歯科保育室スタッフの手作りおもちゃです。
8か月ころ~2歳ころのお子様を対象に使用していただいています。
洗濯バサミを開く動作で握力を鍛え、歯ブラシを把持するのに必要な握力を鍛えます。
この握力や運筆力は歯磨きの時にも必要になります。
小さなトングやピンセットで細かいものを運ぶ動作も歯磨き指導の前のトレーニングには最適です。
*ビーズや豆など細かいものをトレーニングに使用するときは必ず保護者の管理のもと行なってください。
なんでも口に入れなくなってから行いましょう。
2017年6月30日 カテゴリ:子供の虫歯予防, 歯の健康ブログ
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
虫歯ができた、歯を白くしたい、歯茎から血が出る・・・
歯医者に通う理由は様々です。
でも、皆さんにオススメしたいのが定期検診です。
定期検診とは・・・?
定期的に歯医者に通って歯の健康診断を受ける事。
定期検診の目標は、セルフケアの確立です。
セルフケアを確立する。とは自分で自分の歯の健康を守れるようになるという事。
治療の延長線上に定期検診を置くのではなく、セルフで歯の健康を守る。私たちはそれをサポートをする。
つまり予防を出発点とするシステムを私たちは作っていきたいと考えています。
歯医者は悪くなった時に行く場所ではなく、悪くならないように健康を保つため、また美しさを保つために通う場所に変わっていきたいと考えています。
2017年6月14日 カテゴリ:歯の健康ブログ
こんにちは
副院長の天沼です。
毎日お食事やおしゃべりのために使用する入れ歯も
ご自身の歯と同じようにお掃除をしなければ歯石がついてしまいます。

食器と同じでたんぱく質の汚れはなかなか落ちにくいので
入れ歯洗浄剤に浸けて毎日洗浄して使用してください。
入れ歯に付着した菌が原因で肺炎など重篤な症状を起こす危険もあります。
眼鏡などを洗浄する超音波洗浄器を併用するとより効率的に落とすことができますよ。
2017年3月18日 カテゴリ:歯の健康ブログ
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
あけましておめでとうございます。
ご挨拶が遅くなってしまいましたが
本年もよろしくお願いします。
今日はインプラントの前日の準備について
少し触れたいと思います。
インプラントは今まで機能していた歯を失ってしまった場合
歯の代わりに人工の歯を埋入する治療です。
外科の処置が必要なため、徹底的な感染予防をする必要があります。
ココロ歯科では、インプラント手術の準備として
前日お部屋をきれいに清掃するところから始めます。
当日の直前の清掃だと、どうしても一度舞い上がったホコリが落ち着くまで
時間がかかってしまいます。
前日に掃除機がけ、拭き掃除を終わらせ空気清浄機をかけて
患者様をお迎えする準備を整えます。

掃除機がけが終わった後は写真のように当日の清掃スタッフに伝わるように工夫をしています。

使用する器具はもちろんですが、外科処置をする環境を
整えることも大切ですので
当日このお部屋はインプラントの処置が終わるまで、
他の患者様が出入りすることはありません。
志津ココロ歯科では
徹底した感染予防を心掛けています。
2017年1月14日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介, 歯の健康ブログ
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
口の中の唾液は一日に成人で約1~1.5ℓ分泌されると言われています。
唾液の主な働きは
潤滑作用、消化作用、歯の保護作用、粘膜修復作用、洗浄作用
緩衝作用、抗菌作用の7つの働きがあります。
その中でも虫歯の予防に働く作用は緩衝作用と洗浄作用です。
お口の中のPHを正常に保って歯が溶けだすのを防ぎます。
潤滑作用は口の中を円滑にして飲み込みなどを助けます。
消化作用は食物などに含まれるでんぷんを糖にかえる作用があります。
当たり前のように出てくる唾液ですが年齢や疾病によって量が減ります。
量が減ることにより虫歯が増えるというケースもありますので
唾液はお口の中でとても大事で欠かせないものなのです。
2016年12月27日 カテゴリ:歯の健康ブログ