志津ココロ歯科
副院長の天沼です。
患者様にキシリトール摂取についてのお話をすると
「でも薬みたいでかなかなか抵抗が・・・」
という話になることがあります。
ご安心ください。キシリトールは薬物ではなくあくまで食品です。
薬ではないのでもちろん中毒性はありません。
また、2つの国際機関(FAO国際農業機関/WHO世界保健機構)によると「キシリトールの消費に特別な制限は不要」とされています。
つまり、『キシリトールを取るのは1日○○グラムまで』などの制限がないということです。
それだけ安心で安全な天然甘味料食品であるということが言えます。
糖を日ごろから気を付けていらっしゃる方には大切な事ですが、血糖値にも影響はありません。
しかし、摂りすぎるとおなかがゆるくなることがあります。
虫歯菌の抑制に必要とされる推奨摂取量範囲であればキシリトールは下痢の誘発にはならないという研究もありますので
安心して召し上がっていただければと思います。
志津ココロ歯科ではキシリトールの理想的な摂取の仕方についても
カウンセリングを行っております。
タブレットやガムをお選びになる際には、ぜひキシリトール100%の物をおすすめします。
2016年4月25日 カテゴリ:子供の虫歯予防, 歯の健康ブログ
志津ココロ歯科
副院長の天沼です。
「子供に同じスプーンで食べ物を与えてしまいました。大丈夫でしょうか?」
というご質問を受けました。
ご自身の虫歯菌が子供に移ることを心配しているお母さまからの質問です。
これは確率の問題です。
・お母さんの口の中にいる虫歯菌がある一定の量以上いる
・お子様のお口の中にショ糖(虫歯菌の大好物)が張り付いたままになっている)
この条件がそろうとかなりの確率で虫歯菌に感染します。
反対にこの状態でなければ、定着はしにくいだろうといえます。
普段から虫歯菌に感染することに気を付けていても
1歳3か月ころから、管理することがなかなか難しくなってくる
というデータも出ています。
・友達が増え、外界との接触が増える
・外食の回数が増える
などがその要因の一つだろうと考えられています。
感染の時期を遅らせるほど、歯に対するダメージは少なくなります。
きれいなかわいい口元をできれば守ってあげたいですよね。
2016年4月21日 カテゴリ:子供の虫歯予防
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
先ほど、子供たちを連れてイオンタウンユーカリが丘の建設現場を見学してきました。
大きいトラックやクレーン車に興奮気味の子供たちでした。
美味しいと噂の『鎌倉ベーカリー』さんでパンを購入し
少し遠くからですが写真を撮ってきました。
患者様との会話の中にもイオンタウンのお話が時々出て
期待度が日に日に上がっているのを感じます。もちろん私も楽しみです♪
帰りにここららちゃんのバルーンにお邪魔させていただき
遊ばせていただきました。
子供が遊べる施設が多くあるのは大変ありがたいです。
イオンタウンが完成したらまた遊びに来ようと思います。
2016年4月3日 カテゴリ:地域の方々と共に
志津ココロ歯科 副院長の天沼です
先日の祝日を利用して、病院内の消毒室の改装を行いました。
↓改装前
開業から5年間一緒に頑張ってきた消毒室・・・
広くて配置も考えられていて本当に使いやすかったのですが
最新の機器を導入するにあたり天板の高さが足りなかったため改装することになりました。
今回、器具の隅々まで完全にプリオンを除去することのできる滅菌器と
自動洗浄器が入りました。
これにより世界最高水準で器具を清潔にすることができます。
↓改装後
収納力もアップし使いやすくなりました。
なにより安心して通院していただける環境が
常に高水準に保たれていることがうれしいです。
今回の改装の様子は歯科専門誌に掲載されるそうです。
2016年3月26日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介
あるアンケートによると
全国の10代から60代男女100名中
ご自身のお口のにおいを気にされている方は
33%という結果が出ました。
人間が感じるにおいは主に
卵が腐ったようなにおいの硫化水素
血なまぐさいにおいのメチルメルカプタン
生ごみのようなにおいのジメチルサルファイド
の3つに分けることができます。
口臭はこの3つの他、様々なにおいが混じって感じられます。
口臭の原因には原因となる病気がない「生理的口臭」と
何らかの病気の症状として口臭が現れる「病的口臭」に分けられます。
生理的口臭の原因で多いのが、舌の表面や歯についた汚れです。
定期的に歯科医院で口の中のケアをすることで
臭いの原因となる細菌の増殖を軽減することができます。
4月は新しい出会いの多い季節です。
口臭が気になる方は、新年度を前に
ぜひ一度歯科医院でお口のケアを受けてみてはいかがでしょうか?
2016年3月18日 カテゴリ:歯の健康ブログ
こんにちは
志津ココロ歯科副院長の天沼です。
歯ブラシの交換時期
ご存知ですか?
歯ブラシの製造メーカーさんに問い合わせると
1か月に一回の交換を推奨しているメーカーさんが多いようです。
よく毛先が開くと交換と耳にします。
歯ブラシのヘッド裏側から見て毛先が見えるようなら交換してください。
というものです。
ここまで開くと歯に歯ブラシをあてても毛先がきちんとあたらないので
せっかく時間をかけてお掃除しても上手く汚れが落ちません。
また、歯ブラシの毛先の材質はナイロンでできていることが多く
ナイロンは使い込むうちに弾力性が失われてしまいます。
弾力性がなくなると、やはり汚れは取りにくくなってしまうので
毛先が開いていなくても
弾力性がなくなる前に歯ブラシの交換をお勧めします。
2016年2月20日 カテゴリ:子供の虫歯予防, 歯の健康ブログ
今日は感染の窓のお話です。
虫歯になりやすいか、なりにくいかは実は乳児期の虫歯予防がとても
大切です。
歯が生えていない乳児のくちの中には、虫歯菌の代表格
Mutans Streptococci(ミュータンス レンサ球菌群)は現れません。
Caufieldらの研究によると、生後19ヶ月から31ヶ月(平均26ヶ月)の間に
初感染が集中しており、この感染しやすい時期を
『Window of infectivity:感染の窓』が開いている時期といいます。
この『感染の窓』が開いている時期の乳児そして母親をはじめとする家族の
口腔ケアを注意し、感染時期を遅延させるだけでも
う蝕リスクが減少することが複数の研究により示されています。
奥歯がはえたら、家族みんなで赤ちゃんの歯を虫歯菌から守ってあげましょう。
2016年2月12日 カテゴリ:子供の虫歯予防
先日は、当院スタッフ鵜澤さんのお誕生日でした。
鵜澤さんは主に院長の診療をアシストする機会が多いスタッフさんです。
いつも院長の診療のスピードにしっかりついていけて、とても頼りになります。
恒例の、パーティ準備・・・
今回のケーキは、西志津のBell’s Heartさんのチョコレートケーキです♪
準備が整い・・・
主人公登場・・・
・・・と同時にド派手な演出!!
後ろにいる私の方が驚いておおきい声を出してしまいました!
おどろきつつも落ち着きのある鵜澤さん笑
そんな鵜澤さん、お正月にはみんなにお餅をついてきてくれました。
朗らかな雰囲気にいつも助けられています。
2016年2月11日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介
ココロ歯科では診療を受けていただく間、5か月~5歳のお子様の
お預かりをしています。
保護者様にもお子様にも安心してご来院いただけるように様々な工夫をしています。
今年に入って、新しく増えた動物のおもちゃはお子様方にご好評いただいております。
導入当初、大きさや見た目がリアルすぎるため、お子様にどのようにご反応いただけるか心配でした。
導入してみると、見つけるや駆け寄り、抱き上げ
て遊んでいただけるケースが多く、多くのお子様にご使用いただけてよかったです。(*^_^*)
また、保育室ウィズでは安全面を考慮した成長にあわせたおもちゃの導入を行っております。
写真のおもちゃは8か月ころ~2歳ころのお子様を対象に使用していただいているおもちゃです。色のついた網に、同じ色の洗濯ばさみをはさむという保育者の手作りおもちゃです。
色がついた洗濯ばさみを使用することで、色を脳にインプットしながら握力を鍛え、将来文字を書くときに必要な運筆力を鍛えます。
保育室ウィズでは、安全面に配慮するのはもちろんのこと、お子様の成長にあわせた取り組みを行っています。
皆様に快適に診療を受けていただける工夫を今後も続けていきたいと考えています。
*お預かりに関して下記にて詳しくご紹介しております。
http://www.cocoro-dental.com/facilities.html#baby
2016年2月8日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介